月別アーカイブ: 2018年 6月

マーマレード作り体験会を終えて

先日マーマレード作り体験会が開催され、13名の保護者のみなさまにご参加いただきました。
今回のテーマは『原点回帰』。季節ごとに旬のものがいろとりどりに並ぶこの豊かな南房総で、四季を感じる家庭の行事として、子どもたちと、ゆっくり、丁寧に楽しむ。一緒に作って、一緒に食べる。
そんな風景をイメージしての文化体験でした。分担制にならないよう、できるだけ全工程を全員で行うことも目的のひとつとし、行っていきます。

マーマレード1

マーマレード2 今回もみんなで和やかに談笑しながら、というより、私個人的には何度爆笑したかわからない本当に楽しい3時間でした。ママたちとのお話楽しかった!楽しくお喋りしながらも、皆さんさすがはお母さん、素晴らしい手際です。素晴らしくまるまるとした28個の夏みかんがつぎつぎ皮と実にわけられ、皮はスライス、実は果肉とジュースにわけられ、どんどんマーマレードに近づいていきます。お砂糖を入れ煮つめているときのマーマレードの甘い香り、艶やかなオレンジ色が本当にきれいです。

マーマレード4マーマレード3 みんなで楽しくお弁当をいただきながら60分間煮つめたマーマレード、まだ熱々のうちにクラッカーにのせて試食しました。とても美味しく出来上がっていて、おいしい!これなら子どもたちも喜ぶね!とママたちからも嬉しいお声が聞こえました。今日明日にも先生方が子どもたちのおやつにマーマレードをのせたクラッカーを出してくださると思いますので、今日のおやつ、なんだった?と聞いてみてくださいね!
今日の小さなお友だちはたったひとり、エプロンをつけママのお手伝いをしてくれたヴァイオレットれいあさんの弟さん。可愛くてみんなの視線を独り占めでした!そして、私の視線を独り占めしたのは、テーブルに置き体重をかけてジュースを絞る手押しジューサーを、なぜか片手に持ち、握力のみで2リットルのジュースを絞った剛腕・ヴァイオレットいちのママです。どうもスライサーとの相性はいまいちだったようで、しばし見学となっていましたが、ジューサーで本領発揮、たっぷり絞って余った果肉入り夏みかんジュース、フレッシュで美味しかった!「スライサーのときはまだ出番じゃなかった♡」とは本人談です。

大成功だった今年のマーマレード作りですが、実はたくさんの方々のご協力のもと成り立ったものなのです。今回、庄司副園長がご尽力くださり、白百合伝統マーマレードの原点となるレシピを作られた柴田先生から直接ご指導いただけることになり、PTA女性役員が集まり5月にマーマレード試作を行いました。

柴田先生は白百合幼稚園で英語を教えていらした先生で、庄司副園長が白百合幼稚園での先生一年目のときの先輩にあたられる(!)先生方にとっても私たちにとっても人生の大先輩の先生です。小林先生は園児として柴田先生に英語を教わっていたなんて、時は繋がっているんだな、と思える素敵なお話も伺いました。お忙しい中、柴田先生に園にお越しいただき、マーマレード、そしてそれ以外にもいろいろなことを教えていただきました。先生のお道具の使いやすいことも感激でした。

柴田先生、ありがとうございました!

文化部主催のマーマレード作りですが、試作にはPTA女性役員の方々が是非にと一緒に参加してくださり、本番も先生役として楽しくすすめてくださいました。本当に心強く頼りになる執行部の皆さまです。
そして、昨年に続きご実家の夏みかんを気持ちよく分けてくださったヴァイオレットみおさんのお母様千原さん、素晴らしい夏みかんをたくさんいただきました。
そして最後に、ご参加くださったお母様たち。
何事も、先生方や保護者の皆さまの協力なしには成り立たないなと、改めて感謝をした一日でした。

皆さま、ありがとうございました!

マーマレード6マーマレード7

柴田先生のシンプルで分かりやすいレシピ、ご希望の方ご連絡ください。この白百合伝統のマーマレード、白百合ママの得意料理になるといいなぁと思います。

研修センターでのお料理教室、とっても楽しかったので、ママたちの中で得意料理の講師します!という方も是非ご連絡ください!

さて、今後の予定ですが、PTA総会で張り切ってお伝えした梅干しづくり、梅の出来具合と開催時期が合わず、今年は断念することにいたしました。こんなこともありますが、どうぞ優しく見守ってください。

6/27(水)白百合ヨガとともに、7月には雨でもできる楽しいことを考えています!

PTA文化部  村瀬 順子

※今回もPTA文化部長の村瀬さんのまとめをそのまま掲載させて頂きました。村瀬さん、有難う御座います。※

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歯科検診を終えて

 先日6月7日に幼稚園創立当初から、二代にわたり園児の歯を守ってくださっている富浦の出口歯科医院院長、出口晃先生による歯科検診と保護者を対象とした座談会が行われました。

 検診では床にお座りになった出口先生のお膝に頭をのせて、口を大きく開け、奥までしっかり見ていただきます。その検診スタイルに、園児たちは安心して検診を受けることができたようです。

また、園児たちは検診が終わるととても大きな声で「ありがとうございました!」とご挨拶し、ひとりひとりのご挨拶にきちんとお返事くださっていた出口先生でした。

園児の歯科検診結果

2018歯科2018歯科2

検診後の座談会で、まず白百合の父兄は衛生意識が高く、よく見ているのがわかりますとおっしゃっていました。虫歯のある子どもが少なく、あってもきちんと治療されている、きちんと主治医を持っているように感じるとのことでした。虫歯でなくても、定期的に見ていただくかかりつけ医を持つことは非常に大切だということをお話くださいました。

また、10歳までの子どもの虫歯は親の責任だということ、子どもの歯磨きに期待せず、きちんと仕上げ磨きをしましょう、とのことでした。

それでは以下に座談会での内容をまとめましたので、ご参考になさってください。

姿勢

歯磨きはお膝の上でいいと思います。首が柔らかいので足から少し頭を落とすと口が大きく開き奥歯までよく見えます。磨きにくいほっぺと奥歯の間を磨くコツは、口を閉じて歯ブラシを動かすことです。大きく口を開けると逆に歯ブラシが入りにくいです。

2018歯科3

歯磨きの回数について

虫歯の原因となる歯垢が形成されるのに25時間かかるそうです。一日1回しっかり磨いていれば虫歯にはならないということです。これは大人にも言えることだそうで、朝晩の歯磨き習慣を変えることはないと思いますが、適当に3回磨くよりも1回をしっかり磨くことが大切です。

歯磨き粉、歯の磨き方について

歯磨き粉は使った方がいいです。歯磨き粉を飲んでしまうと気になっている方もいると思いますが、少なくとも日本製の歯磨き粉は安全性を考え成分にこだわって作ってあるため、仮に一本飲み込んだとしても大丈夫ですよ、とおっしゃっていました。

また、最近では歯磨き後に口をよくゆすがずにフッ素を残すのがいい方法だそうです。口をゆすいだ後に、もう一度歯ブラシについている歯磨き粉を全体にさっと塗る、または、少量の歯磨き粉で磨き、口をゆすがないという方法でもいいそうです。その場合の歯磨き粉はフッ素入りのものを選びましょう。

指しゃぶり

指しゃぶりをしていると成人まで骨に影響が出てしまうそうです。骨はみんなが思っているよりもずっと柔らかく、指しゃぶりで骨自体が変わってしまい、上の歯と下の歯があたらない開咬という状態になってしまいます。早めにやめさせた方がいいそうです。

おしゃぶりは最近のものはとても薄くできているので、3歳までは神経質にならず大丈夫です。

矯正

今回の検診で反対咬合が3名いました。矯正に入るタイミングは個人差があります。小さいうちに行うメリットは成長をコントロールできるというところです。広げることも狭めることもでき、大人ではそう動かないそうです。しかし、自分がやりたいタイミングで始める方がいいとおっしゃっていました。矯正はつらいので、長く時間がかかってしまうとしても、親が強く言わずに、自分の気持ちで始めることが大切だというお考えです。これに関しても、かかりつけの先生とよく相談することが大切です。

また、歯並びが悪いのを放置するのはよくないので、親の責任として考えるというお話もありました。

 

キシリトールガム

ショ糖と違い虫歯の栄養にならないそうです。キシリトール100%を選びましょう。飴など甘いものがずっと口の中に入っていると口中のpHが常に下がっている状態になり、虫歯になりやすいそうです。

2018歯科4

あご

あごの細さなどは固いものを噛まないせいかと心配されている方もいましたが、これは親の骨格に影響される部分が大きいため、固いものを食べるということも有効ではありますが、矯正しなければならない場合もありますので、小学2~3年生くらいで、かかりつけ医に相談するといいでしょう、とのことです。

エナメル質 色素沈着

レモン等を好んで食べていたため酸でエナメル質がとれてしまったようだとのご相談がありましたが、乳歯であれば大丈夫です、とのことでした。それより、好きで食べているのであれば、無理に辞めさせなくても大丈夫ですよとおっしゃっていました。

 

乳歯

乳歯がなかなか生えてこない等のご心配ですが、乳歯は個人差がありコントロールできないので、あまり神経質にならず待ってください、とおっしゃっていました。また乳歯が虫歯になる場所とは歯と歯の間の溝など決まっている場所なので、虫歯予防として、歯磨きに加え糸ようじなど使うことも有効だとのことです。

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癒合歯(ゆごうし)

難しく聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと、2本の隣り合った歯が結合して1本になっている状態です。乳歯の癒合歯は2~3%みられ、今回の検診でも68名中3名が癒合歯との診断を受けました。

乳歯の癒合歯は治療の必要はありませんし、永久歯にも影響しないとのことで、心配しなくても大丈夫だそうです。ちなみに、乳歯では癒合歯でなかった人も0.3%と確率は下がりますが、永久歯で癒合歯になることがあるそうです。

最後に

今回の座談会は9名の保護者にご参加いただきました。出口先生は座談会において、保護者の質問ひとつひとつに丁寧に回答してくださいました。お話を聞いていると、ただ質問に答えるということではなく、園児に対し深い愛情を持ってくださっているのだなと感じました。ユーモアも交えつつお話くださって、とても楽しい時間でした。

口腔内のことは私たちにとって日々のこととしてとても身近な問題ですが、その割に正しい知識がないように思います。実際、知らなかったことも多くありました。今回、日頃疑問に思っていたことを質問でき、少し神経質になっていたことも大丈夫とわかり、気が楽になった部分もあります。また、今のところ自分に関係のない話でも興味深く聞くことができ、大変勉強になりました。

情報が溢れている現代ですが、こうして直接先生に自分の言葉で質問し、お話を聞ける機会というのは大変貴重だとつくづく思いました。日々の当たり前の行動にも意味が生まれ、意識が高まります。

参加者の方からも、参加してよかった、もっと多くの方に聞いていただきたい、という言葉も出ていました。

平成30年6月11日

館山白百合幼稚園

園 長  石垣 徹

文化部  村瀬 順子

※文化部の村瀬さんに大変正確な議事録を作成して頂きました。有難う御座いました。※

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ハーバリウム講習会を終えて

先日ハーバリウム講習会が開催されました。16名の保護者のみなさまにご参加いただき、和気あいあいと、とても楽しく有意義な時間を過ごしました。

ハーバリウム講習会

講師の多田さんは、教え方はさることながらお話もとても面白く、最初から和やかな雰囲気で会は進んでいきます。多田さんに「すべては皆さんのセンスです!」と冗談半分にもプレッシャーを掛けられつつ、製作がスタートしました。

でも、本当にすべてはセンスでした!!同じ材料を使っているにも関わらず、出来上がった作品はそれぞれすべて違い、似ているものすらありません。清らかに可愛らしかったり、シックだったり、ロマンティックだったり。ママたちの個性を感じさせる素晴らしい作品が出来上がりました。

そして、この日もう一つの嬉しい出来事は、男性3名の参加をいただいたことです!PTA副会長にして文化部応援団長乙女座なヴァイオレットいちのパパ、きらきら大好き夢見るお父さんヴァイオレットけいとパパ、そして、スペシャルゲスト我らが徹園長です!徹園長の、お人柄そのもののような優しさと初夏を感じさせる透明感溢れる作品は本当に素敵でした。今も先生方のお部屋に飾ってあると思いますので、園に行かれた際は是非見に行ってくださいね!

ハーバリウム講習会2

今月は初めてのお父様会が開催されますし、お父様方が園行事に積極的なことはとても嬉しいことです!

今回、文化部の活動に初めて参加したという嬉しいお言葉もいただきました!私自身、昨年コスモスで入園して6月のマーマレード作りに初めて参加したことを思い出します。初めて会ったママたちと、ただただお喋りしていただけのような気がしますが、とても楽しかったことを思い出しました。

そして最後に、この日もやはり最高のBGMは、気になる材料をちぎりまくり、名簿に落書きし走り回る子どもたちの足音なのでした! 小さなお友だち、大歓迎ですよ!

平成30年6月1日 PTA文化部 村瀬 順子

****今講習会の開催に御尽力頂いた村瀬様の保護者宛てのお知らせを転用させて頂きました。****

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